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日本顎咬合学会


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理事長 南清和

理事長に就任して
 2011年(平成23年) 6月12日の学会総会より日本顎咬合学会理事長に就任いたしました南 清和です.まずは今回の東日本大震災では地震と津波により多くの方々が被災され尊い命が失われたことに心がさける思いであり,深い哀悼の意を捧げます.今もなお原子力発電所の事故による放射能汚染の不安が続いており一刻も早い収束を願っており,被災された皆様に心からお見舞い申し上げますと同時に,一日も早い安全と復興をお祈りいたします.1995年の阪神淡路大震災での人々の心の傷は未だ癒えることはありませんが,必ずや現在の神戸の様に復興すると信じています.

 先日6月11・12日の第29回学術大会,総会(東京国際フォーラム)では,会場の温度を節電設定として開催いたしました.震災後の大変な時期にもかかわらず,米国のJohn.C.Kois先生の特別講演で始まり,歯科医師2,548名,歯科技工士262名,歯科衛生士680名,臨床研修医80名その他一般を含め総勢3,723名が参加いたしました.また一般の方が参加費無料の公開フォーラム『よくかんで五感を楽しむ食育のススメ』を併催いたしました.
現在の状況を考えれば,多くの成果があった大会ではないかと安堵いたしました.この場をお借りして大会を支えてくださった全ての方々に感謝いたします.

 さて,日本顎咬合学会(英語名The Academy of Clinical Dentistry)は,歯科医学・医療にたずさわる臨床歯科医師をはじめ歯科技工士,歯科衛生士,賛助会員その他の方々の集まりで,2011(平成23)年6月現在会員6,962名を擁しています.

歯科臨床各分野をカバーする学会
 本学会は「歯科医療の基盤は咬合」と考え,そこから派生する全歯科臨床分野(予防歯科,小児歯科,保存治療,歯内療法,歯周治療,歯科矯正,補綴修復治療,顎口腔機能,口腔外科,インプラント),さらに,これらの歯科臨床各分野の“治療の質”を支える歯科医院経営,歯科開業学など,広範な分野を包含する唯一の学会であります.

歯科医療者は国民の健康生活を守る主治医・助言者たれ
 いうまでもないことですが,歯科医療は歯科医師だけでは成り立ちません.そこで本学会では,歯科衛生士,歯科技工士などコ・デンタルスタッフを対象に,学術のみならず,人間力をも向上させることを活動目的と考えています.そして一般国民に開かれた臨床歯科医学・医療を考える学会として,若い世代ではう蝕,中高年世代での歯周病,高齢者では口腔ケア,摂食嚥下リハビリテーションにいたるまで,一般国民の豊かな健康生活を守る主治医であり,助言者でありたいと願っています.

理事長としての使命と役割
 国民の皆さんと共に,『健口長寿』をこれからの本学会のキー・ワードとして推し進めていきたいと考えています.
私の理事長としての使命・役割は,まずは東日本大震災での被災地への対応であります.その他今年度中に本学会では認定歯科衛生士,認定歯科技工士制度を立ち上げる予定です.

心をひとつにして30周年記念大会を成功させよう
 次回の学術大会(平成24年6月9・10日,東京国際フォーラム)は,30周年記念大会です.テーマを『夢のある未来に向けて─日本顎咬合学会30年からの飛躍─』として開催いたします.特別講演として米国よりFrank Spear先生が来日されることが決定し,30周年記念式典,記念誌発行も準備しております.また第30回学術大会では,非会員の歯科医師の方も参加できるオープン参加形式といたしますので,会員の皆さんは知り合いの方をお誘いの上,奮ってのご参加を宜しくお願いいたします.ぜひ,全ての会員が心をひとつにして,記念大会を成功に導こうではありませんか.私自身は『元気があれば,何でもできる!! 』をモットーに力の限り頑張りますので,皆様のご支援・ご協力を宜しくお願い申し上げます.





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