今年、日本顎咬合学会は創立40周年を迎えます。創設者の保母先生をはじめ、これまで牽引されてきた多くの方々に深謝申し上げます。
今大会は『シン・顎咬合学―最先端歯科治療と踏まえるべき歯科的伝統の融合を再考する』をテーマに掲げ、これを更なる研鑽の場として会員一同で探求し、歯科界の牽引役を輩出できればと願っております。本来であれば、多くの会員の皆様が顔を合わせ議論しあい、臨床へのアプローチを見ながら切磋琢磨するのが本学会の特徴であり、皆様と一堂に会して大会を開くことを願っておりましたが、6月・東京での実開催を実行することを決断するには、不安要素も多く計画変更を決断いたしました。会期は11月に延期し、開催方法はオンデマンド配信に改めました。ご理解・ご協力に感謝いたします。
そして、初めての試みとして支部学術大会との合同開催を挙行いたします。合同開催ならではのプログラム、歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士各々に特化したプログラム、職種を超え「三位一体」強化につながるプログラム、伝統を知るプログラムなど多種多様な充実化を今まで以上に図り、皆様の臨床に役立つ内容となっております。
■本大会の主なプログラムコンテンツ
〇著名な先生による依頼講演（テーマ別・シンポジウム形式もあり）
〇40周年特別企画「６支部おすすめ講演」
〇40周年特別企画「咬合器アーカイヴ」
〇40周年特別企画「DT×Dr.マッチング企画」
〇40周年特別企画「先駆者達からのメッセージ」
〇メーカーセミナー（協賛企画）
〇日本レーザー歯学会共同プログラム
〇日本補綴歯科学会共催プログラム
〇会員発表―口演・ポスター
〇オンデマンド企業展示（協賛企画）など
今回も盛りだくさんのコンテンツで皆さんの視聴をお待ちしております。是非ともご参加ください。
最後に、この数年の皆様のご苦労は幾何のものか、同志として強く感じております。さらに、心痛める世界事情や災害ニュースも続く昨今ではありますが、1日でも早く平穏無事な日常を迎えられることを心から願っております。
皆様と顔を合わせ語り合える日が早く到来することを願いご挨拶といたします。
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